RC造の建築費・坪単価はいくら?本体工事費で120〜190万円/坪(税別)が目安です。木造70〜120万円・S造(鉄骨)100〜160万円・SRC造150〜230万円と比べ、RCは中位〜上位。総額は本体(70〜80%)+付帯工事(15〜20%)+諸経費(7〜10%)で、一戸建て40坪なら総額約6,500万〜1億円。ビル・ホテルは階数・用途で変わり、大阪市内の10階建てRC造ホテル新築は約6.5〜6.8億円の実例があります。

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1. 構造別の坪単価——RCはどこに位置するか

坪単価は「本体工事費 ÷ 延床坪数」の数字で、税別・付帯工事別が一般的です。構造ごとの目安は次のとおりです。

構造坪単価の目安(本体・税別)特徴
木造70〜120万円最も安価・工期短い。調湿・木質感。耐火・遮音・大スパンは限定的
RC造(鉄筋コンクリート)120〜190万円耐火・耐久(寿命70年超)・遮音・大スパン・地下室に強い。自重大、工期長め
S造(鉄骨)100〜160万円大スパン・工期短。事務所・店舗・倉庫向き。耐火被覆・防錆が必要
SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)150〜230万円高層・大スパンと剛性を両立。最もコスト・工期が大きい

同じRC造でも幅が大きいのは、階数・地盤・形状・設備密度・仕上げグレードが単価を動かすためです。「RCだから一律いくら」ではなく、条件を固定したうえで見積りを比べるのが実務です。

2. 鉄筋コンクリートの一戸建ては総額いくら?

坪単価に坪数を掛けたものが本体工事費。そこに付帯工事(外構・地盤改良・給排水・電気引込・解体)と諸経費(設計監理・確認申請・登記・税・予備費)が加わって総額になります。目安の計算例です。

延床本体工事費(120〜190万円/坪)総額の目安(本体≒70〜80%)
40坪(約132㎡)約4,800〜7,600万円約6,500万〜1億円
50坪(約165㎡)約6,000〜9,500万円約8,000万〜1.3億円
60坪(約198㎡)約7,200万〜1.14億円約9,600万〜1.5億円

木造の同規模より総額でおおむね1.3〜1.6倍。ただしRCは地下室・大開口・打ち放し・遮音など木造では実現しにくい要素を織り込めるため、単純な高低ではなく「何を得るか」で判断します。なぜ差が出るかの構造はRC造はなぜ高いのかで詳しく解説しています。

3. ビル・ホテルの建築費——階数でどう変わるか

基本は同じ「坪単価 × 延床面積」ですが、階数が上がると比率の増える項目があります。

したがって「5階と10階で坪単価が同じ」にはならず、低層より上がる傾向です。ホテルは客室単位で見ると客室あたり坪150〜280万円が目安。実例として、私たちが設計施工した大阪市内の10階建てRC造ホテル新築は約6.5億円(大国町)・約6.8億円(塩草)でした。ビル・店舗・事務所の計画は大阪の建設会社・ビル建設ガイド、宿泊用途は大阪のホテル建設へ。

4. RC造の費用を左右する要因

5. 費用の内訳——坪単価に入っていないもの

費用項目総額に対する割合主な内容
本体工事費70〜80%建物本体・構造・内外装・設備(=坪単価の対象)
付帯工事費15〜20%外構・地盤改良・給排水・電気引込・解体
諸経費7〜10%設計監理・建築確認申請・登記・税・予備費など

広告の「坪○○万円」は多くが本体のみ。比較するときは付帯・諸経費込みの総額と、含まれる仕様(地盤改良・外構・設計料)を揃えてください。予算の組み立ては建築予算の3層構造へ。

よくある質問

RC造の坪単価はいくらですか?

本体工事費で120〜190万円/坪(税別)が目安です。木造は70〜120万円、S造(鉄骨)は100〜160万円、SRC造は150〜230万円。同じRC造でも階数・地盤・仕様・設備密度で単価は大きく動きます。

鉄筋コンクリートの一戸建ては総額いくらになりますか?

40坪なら本体約4,800〜7,600万円、付帯工事と諸経費を含めた総額で約6,500万〜1億円が目安。50坪で約8,000万〜1.3億円、60坪で約9,600万〜1.5億円。総額=本体(70〜80%)+付帯(15〜20%)+諸経費(7〜10%)です。

ビル・ホテルの建築費は階数でどう変わりますか?

基本は坪単価×延床面積ですが、階数が上がると基礎・杭、エレベーター、避難・消防設備、揚水設備の比率が増え、坪単価は低層より上がる傾向です。ホテルは客室あたり坪150〜280万円が目安。実例として大阪市内の10階建てRC造ホテル新築は約6.5〜6.8億円でした。

RC造はなぜ木造より高いのですか?

型枠・鉄筋・コンクリート打設・養生に多くの職人工数がかかり、工期も木造の約1.5倍。自重が大きいため基礎・地盤改良の負担も増えます。その分、耐火・耐久(寿命70年超)・遮音・大スパンで優位です。

RC造の費用は「高いか安いか」ではなく、耐火・耐久・遮音・大スパン・地下室という木造では買えない性能を、いくらで買うかという問いです。坪単価だけでなく、総額と得られる性能を並べて判断してください。

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出典・参考